ANTWERPEN散歩
2009年 06月 02日ブラボーが巨人の手(ant)を川に投げた(werpen)という昔話が『Antwerpen』という都市名の由来だそう。
歩いている途中、マリア像が街中の至る所にあることに気が付いた。アントワープ(ベルギー)はイタリアと同じマリア信仰なのかも。。。
しばらく歩いてスヘルテ川へ到着。
少し行ったところにある川沿いの小さな広場へ。今日の大事な目的地、アンティークマーケットに到着!
実は前の日の土曜日もこの広場に寄ったのだけれど、お目当てのアンティークマーケットはやっていない。。。(汗)楽しみにしていたのに。。。と涙を飲んで広場のすぐ脇の家具屋通りに行った次第。ダメもとで次の日来てみたらやっていた!!良かったーーー。
名残惜しいアンティークマーケットを後にして、次は王立美術館へ。
それ以外に面白かったのが、修復作業の過程をそのまま展示している空間。大掛かりな修復という作業を隠さずに、むしろその過程を見せる為の空間を作ってしまうという発想がすばらしい。。。。
このブログを見ている方には、私がいかにも絵画好きで、美術館でじっくりと作品を眺めるのが好きなひとだと思われそう。でも実は、私は美術館は好きだけれどひとつひとつの絵画はあんまりちゃんと見ていない。描いた方々に怒られそうだけれど。(笑)
それよりも、作品とそれがある建物自体が調和したその空気の中にいるのが、ただただ好きなだけ。
そういった意味でこの美術館はとても素晴らしいと思う。もちろん収蔵作品も国宝級に素晴らしいのだけれど。。。
1階の常設展では19世紀以降の近代絵画を展示。こちらも素敵な作品が多い。
ここで初めて知ったRick Woutersという画家の作品がとても気に入って画集を購入。
1階は他に企画展も開催。
すっかり美術館堪能した後は、お約束のミュージアムカフェでひと休み。
中央駅からはかなり遠い所にあるので、ちょっと行くのが大変だけれど、とてもお勧めの美術館。
おまけ。
今回のアンティークマーケットの戦利品。
もちろん下に敷いたレースも購入。(何枚目だろう。。。)