イギリスの旅の最後はエイヴバリー(Avebury)を訪れました。
ストーンサークルと言えば日本人には断然ストーンヘンジが有名ですが、ここはそのStonehengeから30km程離れた所にある別のストーンサークルです。
なんとこのストーンサークルは直径400m以上とかなり大きく、サークルの中には普通に農家があり羊が放牧されていました。
あまりの大きさに、高台に登ってなんとかサークルの形を見る事は出来ても全体像を写真に収める事はとても無理。でも、ここの良さはストーンヘンジと違って直接巨石の側を歩けて触れることが出来ることです。
写真を良く見てもらうと中心に車道があって車が走っています。この道はストーンサークルの巨大な輪の丁度中心を走っています。そして、その道の手前に並んでいる2つの巨石の左側を良く見ると人がもたれかかって座っているのが見えます(丁度写真の中心あたり)。この石はデビルズチェアと呼ばれているらしく、この石の周りを反時計周りに100回廻ると悪魔を呼び出す事が出来る、という地元の言い伝えが有るそうです!笑。訪れた時はそのことを知らずにいたので、ずっと座っている写真の男の人を見ながら『私もあそこに座りたいな〜。』なんてのんきに思っていたのですが、後で思えば座らなくて正解でしたね〜。
ここは紀元前2600年くらい前のものだと言われていますが、残念なのはその後いくつかの石は地中に埋められてしまい、100年程前から大規模発掘したそうなのですが、その内の多くは破損したり不明になってしまったそう。今はいくつかの場所は小さめの列石が並んでいます。全部の巨石が並んでいたら相当の迫力だったでしょうね。。。。
とは言え、謎は多いまま魅力のある遺跡です。今度は空から見てみたいですね!