先月末にドルドレヒトに行って来ました。
早くブログにアップしないと、と思いながら最近日にちが経つのが早過ぎて。。。。。(汗)
ドルドレヒトは南ホランド州の小さな町。
ですが、昔から貿易港として栄えていたらしく、17世紀くらいまでオランダに輸入される全てのワインがドルドレヒトで水揚げされていたそう。
その名残で町にはWijnstr.(ワイン通り)やWijnbrug(ワイン橋)、Wijnhaven(ワイン港)などワインにちなんだ地名が残されています。
こちらは15世紀に建てられた聖母教会。50個のカリヨンを持つ塔は建設途中で既に傾き始めた為今も未完成だそう!とはいえ、町を歩いている間中素敵な音色を聞かせてくれました。
この日は本当に久しぶりの快晴で、歩いていて本当に気持ちが良かったです!
町で見かけたかわいいかぼちゃアレンジ。秋らしくて好きです。
秋に入ってから、町でかぼちゃを見かけることが多くなりました。やっぱりハロウィンの影響でしょうか??オランダは元々ハロウィンはしない国だったそうですが、ここ2、3年の間で少しずつ盛り上がっている様子。
そんなかぼちゃの側にあった謎の植物。
多分飾り用だと思うのですが。。。。。一緒にいた友達と『テニスボールみたいだね〜』と盛り上がっていました。
ドルドレヒトと言えばアンティークショップが多いことでも知られていますが、残念ながらこの日は半分のお店がお休み。金、土しか営業していないお店も多いようなのでアンティークショップ目当てで行く方はご注意を。
因にこのアンティークショップの並びにある建物の中から熱い視線を感じてふと見ると。。。
窓際にひとりお留守番のかわいいネコちゃんが。
窓ガラスにピンクの肉球を押し付けて必死に甘えて来ました、笑。
あっち向いたりこっちに向いたりとサービス満点。よっぽど寂しかったんでしょうね〜。ネコ好きの友達としばし盛り上がってしまいました。
この日はカラシ色のネコちゃんに縁のある日。別の通りでも家に入りたくても入れないネコちゃんと出会いました。
お家のご主人はお留守だけれど、ネコドアは開いています。ですが。。。。この子が大きくなり過ぎて、このドアを通り抜けられないようなのでした、苦笑。
はるばる来たのだからドルドレヒトの歴史にも触れてみよう、ということでシモン ファン ヘイン博物館へ。
地元の名士ファン ヘイン氏が住んでいた邸宅を18世紀当時のまま保存し公開している博物館です。
それはそれは立派なお宅、なのですが、良く見ると寝室などのいわゆる寛ぎスペースには畳(イグサ)が敷物として使われているではありませんか!
この手前の床に注目。て、写真ではちょっと分かり辛いですが。ドルドレヒトは日本と貿易が盛んだったようなので、納得ですね。
因に海陽丸という日本の軍艦もここドルドレヒトで作られたそう。
当時のオランダ国王夫妻の絵柄食器も多数。
絵皿の他にはティーセットも。
他にも使用人の寝室や台所、ダイニングから総革張りの部屋まで興味津々なお屋敷でした!
因に屋根裏階では立派なドールハウスから人形などなど、当時のおもちゃの数々が展示されていて楽しめます。
ミュージアムカールトを持参の方はフリーで観られますのでおススメ。
と、ここまで紹介したエリアは割と良く知られたドルドレヒトの町。
ですが、友達が見つけてくれた素敵な場所が町のはずれにあることを知り、足を伸ばしてみました。
途中で見つけた風車。普通に車道の直ぐ脇にあってビックリ!
町の中心からしばらく歩くこと20分、とうとう目的地に到着。
Villa AUGUSTUSです。
敷地内のビルは改装されてホテルとして使用されています。
窓際を良く見るとホテルの部屋なのが分かりますね。
その他ショップやカフェ、レストランもあり宿泊しなくても楽しめます。レストランや手前にあるカフェスペースなど素敵だったのですが、この日は何か説明会のようなものをやっていて撮影出来ず、残念。
因に畑では沢山の植物が育てられていましたが、この日はあまりのお天気の良さにちょっとぐったりしていて可哀想でした、笑。
ツタも紅葉していて奇麗でした。
帰りはバスに乗ってみたのですが、なんとひと駅でドルドレヒト駅に到着!知っていれば最初から駅に戻ってバスに乗ったのに〜、とちょっと笑ってしまいました。