すっかりアップが遅れましたが。。。。クリスマス休暇にグラナダに行って来ました。
初日は夕方到着だった為、アルハンブラ宮殿とのご対面はいきなり夜景から。
アルバイシン地区の高台にあるレストランで食事したのですが、ライトアップさされた王宮が一望出来て奇麗でした。
明くる日は朝から宮殿をゆっくり見学。今回は宮殿の城壁内にあるホテルに宿泊したので、朝いちに到着することが出来て便利でした。
グラナダは13世紀のスペインで、最後のイスラム王朝(ナスル王朝)の首都だった街。アルハンブラはアラビア語で『赤い城』を意味するそうです。赤鉄を含んだ石が城壁に使われたことで、お城が赤く見えたことからそう呼ばれることになったとか。
鍾乳石で出来た天井。蜂の巣のような装飾で本当に美しかったです。。。。
どこを見ても装飾(彫刻)が素晴らしく、一体どれだけの人達がどれだけの時間をかけて作り上げたのだろう。。。と気が遠くなるような思いで思わず溜め息。
王宮内では権力争いの血なまぐさい歴史が長く続いたようですが、今となってはただただ美しくのどかで素晴らしい場所でした。
宮殿の次は同じ城壁内に建つカルロス5世宮殿へ。
16世紀にグラナダがイスラム教徒からキリスト教徒の街に変わってからの宮殿。イスラム様式にどっぷり浸かった後で見るとだいぶんギャップが、笑。中は美術館と博物館になっています。
そしてこちらはアルカサバ。宮殿内で最も古い要塞跡で、880年頃から続くものだそう。
要塞内にあるベラの塔からはグラナダの街が一望出来ます。
街とは反対側の眺望。遠くに見えるのはシエラネバダ山脈です。
最後に訪れたヘネラリフェ宮殿。14世紀に作られた夏の離宮と庭園です。
丁度季節が冬なこともあり、お花が少ないのが残念でしたがレモンやオレンジの木が沢山実をつけていて見事でした。
こちらは今回宿泊したホテル。
修道院を改装した、素敵なパティオのある建物。場所柄、昼夜とも本当に静かで快適でした。
パティオの脇にあった素敵な小部屋。宿泊者なら誰でも使えるロビーのような場所なのですが、常に誰もいない。。。。すっかり気に入った私は宿泊中、帰って来るとここでひとり優雅に本を読んでいました、笑。
最後に、ここはまた宮殿内??と思わせて、実は宮殿そばのお土産屋さんです、笑。
何て事無い入り口なのに、入ってびっくり!多分もともとは宮殿の一部だったのかもしれません。
宮殿周辺にあるお土産屋さん数件は、普通の観光土産以外にアンティークも扱っていて面白かったです。但し割高なので『見てるだけ』がお勧めかも。後ほど訪れたセビーリャの方が同じような物でも安い価格で見かけました。
次回はセビーリャの旅に続きます。