アムステルダム市内のStedelijk museumでマルセル ワンダース展をやっていると知り、見に行って来ました。
昨年リニューアルしたばかりのStedelijk museum。私にとっては今回が初の入場でした。
地下の展示場はブラックゾーンとホワイトゾーンに分かれていて、25年間に渡る彼の作品が展示されています。
ブラックゾーンの中心では、巨大なアジアンビューティーオブジェがお出迎え。
オブジェはゆっくりと回転していて。。。。。
反対側のヨーロピアンビューティーのお目見えです。
彼の代表作の椅子がバルーンに吊るされたインスタレーション。
あの椅子が出来上がる行程を展示したコーナーもありました。
このレースのサボテンもそうですが、柔らかいファブリックを樹脂固めするのが彼のお得意技のひとつなんですね。
ブラックゾーンを見た後は、外側のホワイトゾーンへ。
珊瑚礁型フラワーベース。素敵です。
日本の化粧品ブランド、コスメデコルテのパッケージデザインも手がけているんですね。知らなかった。
droogのお店にもあった懐かしい一品。ゼットライトで出来たシャンデリアといい、この頃の作品はいかに飾らずシンプルに表現するかを追求していて、droogらしくてとても好きでした。質素なオランダ人気質らしい??というか。。。。。。
最近の作品は、一転ゴージャス&ラグジュリアス路線をひた走っている感じで、でもそこがまた一見質素と見えて実はゴージャス大好きなオランダ人らしくもあって興味深かったです、笑。
マルセルご自身のポートレート。ナイスガイですね。
実は私、この3日前にアムステルダム市内のレストランで彼と隣り合わせの席でした。
偶然、お友達の送別会で行ったイタリアンのお店に、3人連れで登場。私の目の前の席で顔も良く見えたので間違い無し。しかも、やっぱり黒のスーツ&白シャツ第三ボタンまで開襟スタイルでした(爆)。分かりやすい方ですね。
その送別会でご一緒した方が、マルセルがデザインを担当した市内のデザインホテルの存在を教えてくれました。
マルセルご本人をお見かけしたからにはそこも行っておかないと、と思いランチに出かけました。
Prinsengracht沿いに昨年出来たばかりのHotel Andazです。
斬新なロビー前を通ってレストランへ。
オープンキッチンではシェフ達が黙々と働いていました。私はお魚のスープを注文。ココットに入ったブイヤベースのような状態でサーブされたそのお味は。。。。
すっごく味わい深くて美味でした!お友達のパスタもとても良いお味。
因みに材料は全てオランダ産。メニューには、材料別に産地が明記されていました。
なんだか久しぶりにダッチデザインにどっぷり浸かった楽しい1週間でした!